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まず、君が正しいか間違っているかが大事だ。つまり、君が間違っていれば、それにこだわる根拠は何もない。だから答える事は不可能な質問なんだよ。あるいは、君のクライアントがとても才能あふれ、正しい場合か—とてもまれな例だが、可能性はある。
私は考えようとしているよ。実際にありそうにはないが、もしもクライアントが才能あふれて正しければ、そうした相手とは争えないだろう。たとえば、ネクストのスティーブ・ジョブズはとても手強いクライアントだ。こちらが提案しても、何か気に入らない事があれば彼は言うんだ、「全然だめですよ」と。話し合いの余地はないんだ。その一方で、とても運がいいこともあった。ジョブズのためにロゴをつくった時だ、みんな彼の家に集まっていたんだが、プレゼンテーションを見て、彼は立ち上がってから、ハリウッド式に床に座ったんだ。暖炉の火が燃えて、地獄のように暑くて(笑)。また立ち上がると、私を見て言うんだ。「抱きしめていいですか」と。それがクライアントとデザイナーの衝突を乗り越えた時だった。
"— デザインの授業 / ポール・ランド (via tatsdesign)